2007年8月4日土曜日

下蒜山 (1100m)

今回はミノさん、サクラギさん、takさん、ganzさんとの遠征である。
朝7時に集合し買い出しをすませ、蒜山高原に向かう。
あいにくの曇りの空模様の中、昼前に到着/昼食を済ませ、犬挟峠から下蒜山山頂を目指す。

事前に見た写真からなだらかな登山道をイメージしていたが、取り付きからいきなり急坂の連続だ。
鎖場など手を使わないと登れない所もあり、下りでは苦労することが予想される。
五合目あたりから緩やかなササ原となるが、ここに来て雨に降られる。
遠くから断続的に雷の音が聞こえ、ササ原の中を歩く最高身長の自分としてはどうするか一瞬迷うが、誰も引き返そうとする気配もないのでそのまま山頂を目指すことにする。
やがて雨も小降りとなり、7合目あたりの九十九折りを越えて、最後の鎖場の急坂を登る。
そして、山頂に到着する頃にはすっかり雨は止んでいた。
ガスの中うっすらと見える中蒜山/上蒜山を眺めながら、しばし休憩後下山し始める。

ところが下り七合目当りで再び雨に降られる。
今度のは突然の土砂降りでかっぱを着込む暇もなく、一瞬にしてずぶ濡れになってしまった。
全身濡れきってしまったし、夕立だからすぐ止むだろうとタカをくくり、かっぱは着ずザックカバーだけ装着して下山を続ける。
しかし、雨はますます強くなってきて、登山靴の中にまで雨水が入り込んできた。
五合目より下の急坂の登山道は、もはや滝のような状態である。
雨のしずくと水蒸気によるメガネの曇りで視界が極端に悪くなり、派手に2~3回すっころんでしまう。しかし、運よく怪我は全くしなかった。
ようやく登山口に戻った頃にはもう完全にヤケクソモード。
服を着た状態でここまでずぶ濡れになったのはおそらく小学生以来ではないか。
靴の中もぐちゃぐちゃだ。

あずまやで着替えて、即、蒜山温泉(川上村老人福祉センター)に向かう。
良心的な料金(250円!)の温泉に入り落ち着くが、外は相変わらずの大雨でこのままここに泊めてもらえないものかと真剣に考えてしまう。
やや小降りになったところで、不安を感じつつ今夜のキャンプ予定地である下山野営場に向かうと、幸いにも到着する頃には晴天となっていた。

テント設営後は、定番の山シャブの晩飯だ。
しゃぶしゃぶはうまいし、ビールや焼酎をたらふく飲んですっかりいい気分になる。
そして翌朝は4時起きで三鈷峰に登る約束をして寝袋に入り込む・・・








2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ほんとあの雨は凄かったですね・・。私の雨男パワー、自分でも再度感心?いや既に諦めの境地です。。
子供の頃以来のびしょ濡れ体験、、ある意味貴重ですよね。ミノさんと二人、中々楽しそうだったですよ。私のカメラには満面の笑みがしっかと残ってましたし・・(笑)

川上村老人福祉センター、、あれも中々貴重体験で、私の温泉ライフに新たな1ページを刻むとともに、新たなジャンルが出来たような気がします。
夜のしゃぶしゃぶ&飲みもほんと楽しかったです。準備ありがとうございました。季節関係ナシですが、またやりましょう(笑)

TN さんのコメント...

確かにあそこまで濡れてしまうと楽しくなってきますね。
やたら寄ってくるアブにはまいりました・・まさに、泣きっ面に~でした。

あの温泉はシブ過ぎます。
地元のジイさんにドアを締め切らずに2回も叱られたのには閉口しましたが、なかなかおもしろい温泉でした。
他にもいい温泉があったら教えて下さいね!