2008年5月18日日曜日

三瓶山 (男三瓶1126m、他全座)

過去に2回天候不良によって断念した経緯のある三瓶山へ行ってきた。
メンツはミノさん、takさん、サクラギさんとの計4名。
元々は月曜日を有休にして、日/月と九州の九重連山に行く予定であった。
あいにく月曜日の天候が、台風の接近から降水確率70%であることが土曜朝11時の予報で確認され、日帰り山行に変更したのである。
でも、実はゴールデウィーク後半にひいた風邪をこじらせて以来、完全復活していない自分としては少しホッとしたりしていたのであった。。

とまあ、そんなわけで朝7時に大町駅で集合し、三瓶山目指して高速を飛ばす。
目的地である西の原には9時過ぎに到着。
そこから最初に登る男三瓶を皮切りに、女三瓶山→孫三瓶山→子三瓶山と、時計回りに全座縦走する計画である。
やや霞がかった晴天の中を9:30くらいから登り始める。
きれいに刈られた草原には小さな花が点在していていかにも春らしい。

営林小屋を過ぎ、徐々に登山道の勾配がきつくなってくると、やはり体調が万全でないからかピッチが上がらない。
何度か偽ピークに騙されながらようやく男三瓶山山頂に到着する。
気温は20度を超えているが、いい風が吹くので気持ちがいい。
少し歩いた所に避難小屋があるので、中を覗いてみると大変きれいで泊るにはもってこいである。
水場がないのでかなりの荷物になることが予想されるが、いつか1泊登山で再訪したい。

ここから女三瓶までは下りが多くそれほど苦にならないはずなのだが、妙に体がだるく感じる。
12時近くに山頂に到着すると団体が休憩中だったので、少し離れたところで昼食にする。
来る前までは標高と歩行距離から少々ナメていたのだが、男三瓶山山頂までの登り応えや、室内池を中心とした三瓶の山々の風景などなかなかのものである。
そう言うわけで、すっかり三瓶山が気に入ってしまったのであった。

簡単な昼食を済ませ、孫三瓶を目指して歩き出す。
かったるい緩斜面のアップダウンを繰り返しているうちに、孫三瓶近くで再び急登となる。
ここで、またしてもがくっとピッチが落ち、この時にはさすがにはっきりと自覚した。
今日は不調である。
とにかくきつく感じる。

息を切らせながら孫三瓶山山頂に辿り着くと、ここまで歩いてきた縦走路のほぼ全てが見えてすばらしい眺めである。
しかし、ここから残り最後のピークである子三瓶までの、思いっきり高度を下げてから再び登り返す登山道にはうんざりした。
鞍部まで下り、ここでパーティの最後尾につく。
そして、まるで捕虜が強制連行されるがごとくだらだら歩き続ける。
遅れて子三瓶山山頂についた時には思わず倒れこんでしまった。

ここから扇谷分岐を経て15時には登山口に戻るが久しぶりにバテた。
歩行距離約12km、累積標高差1200m弱程度で我ながら情けない・・・

一度風邪を引くと元のコンディションに戻すのに時間がかかることはわかっていたので、冬の間はかなり注意していたのだがこの連休中は油断していた。
これからしばらく週末は忙しくなるが、早朝登山等でコンディション回復に努めたい。

男三瓶と孫三瓶
男三瓶と孫三瓶 posted by (C)TN

花2
花2 posted by (C)TN

花4
花4 posted by (C)TN

男三瓶山頂
男三瓶山頂 posted by (C)TN

女三瓶への縦走路から望む男三瓶
女三瓶への縦走路から望む男三瓶 posted by (C)TN

女三瓶2
女三瓶2 posted by (C)TN

室内池と孫三瓶(左)と子三瓶(右)
室内池と孫三瓶(左)と子三瓶(右) posted by (C)TN

子三瓶への縦走路
子三瓶への最後の登り posted by (C)TN

子三瓶山頂近く1
子三瓶山頂近く1 posted by (C)TN

孫三瓶とバテてる自分
孫三瓶とバテてる自分 posted by (C)TN

子三瓶山頂から男三瓶への縦走路2
子三瓶山頂から男三瓶への縦走路2 posted by (C)TN

西の原への下山道
西の原への下山道 posted by (C)TN