2009年3月29日日曜日

白木山 (890m)

雪山のシーズンが終り、こらからいよいよテント泊山行の季節になってきた。
試しに、まだ使ったことがない50Lのザックに荷物を満載して山に行ってみることにする。
そうとなると、行き先は当然白木山。
山岳用テント/シュラフ/マットの幕営装備一式、レインウェア上下/防寒着/アイゼン/ストック/魔法瓶/ツェルト及び小物類に加え、おもりに水4L(飲用の500ccは除く)を詰め込むと、計15kgの重さとなった。
これだけ入れても、どこぞのなんちゃって50Lと違って、ゼロポイントのザックはまだ余裕がある。

6:30に登山口に到着。
肩に食い込んでくるような重さのザックを担いで早速登り始める。
最初は意識的にペースを落として登る。
この日は天候は曇りで気温が低く寒いくらいである。
8:30には山頂に到着、朝食を取りしばらくゆっくりしてから下山にかかる。

下りも慎重に足を運び膝を痛めないように気をつける。
そして、10時には登山口まで戻れた。
多少しんどかったが、ペース配分さえコントロールできれば何とかなることがわかった。

ちなみに、この日もすぐ隣りの職場のSさんと出会った。
山中ですれ違った回数は4回である。(内1回は追い抜かれた)
空身でもこの人について行くことはできないであろう・・・。

4合目あたり
4合目あたり posted by (C)TN

山頂からの景色1
山頂からの景色1 posted by (C)TN

白木山山頂
白木山山頂 posted by (C)TN

アルパインパック50
アルパインパック50 posted by (C)TN

山頂からの景色2
山頂からの景色2 posted by (C)TN

白木山神社
白木山神社 posted by (C)TN

花2
花2 posted by (C)TN

2009年3月15日日曜日

大山 (弥山1709m)

今シーズン最後の雪山と思って大山に行ってきた。
なかなか仲間とのスケジュールが合わず単独で行く覚悟を決めていたのだが、前日になってganzさんが参加を表明、当日になってtakさんが「ドタ参加」となり3人での山行である。
朝3:45の自宅で集合時に、takさんも来てるから笑ってしまった。(笑)
用事をブッチしての参加である。それにしてもよく起きれたね~。

この日はいろいろあった。
まず、珍しくganzさんがひどい車酔いとなる。
朝7時に登山口に到着した時は瀕死の重傷。
トイレでもどして何とか復活し7時半に登りはじめる。

降水確率0%の予報だが、朝はまだ曇りの状態である。
その内晴れるだろうとたかをくくって登り続けると、段々天候が怪しくなってくる。
大山近辺はよい天気なのだが、山頂付近だけ思いっきりガスってる。
視界はせいぜい5mと言ったところか。

しかも、9合目を過ぎたあたりから風が強くなってくる。
そして山頂付近は経験したことのない強烈な風が吹き荒れている。
天候が崩れると3000m級に匹敵する厳しさになると言われるがダテじゃない。
あっという間に手袋をしている指先の感覚がなくなってくる。
気温は氷点下5度だが体感温度はそれをはるかに下回っており、山頂に着くなり非難小屋に逃げ込む。
非難小屋の中には既に6~7人の先客がいた。
天候を回復を待つが、その後、続々と登ってくる登山者で混んできたので下山することにする。
記念に山頂で写真を撮るも完全なホワイトアウト状態でどこなのか全くわからない。

ところが下山するにつれて天候が回復してくる。
途中から元谷方面に下山路を変えた当りから、明らかに雲が減ってきた。
日差しが強くなるにつれて気温が上がり、霧氷が剥がれ落ちて来る中を下山する。
元谷まで下山した頃には天候は完全に回復していた。
自分は元谷から見る大山の北壁の景色が好きで、そこからのすばらしい景色を堪能できたことがせめてもの救いであった。

帰りはすずらんの湯に寄る。
新しい施設でとても気持ちがよかった。
そして、その後は(その前も)ほとんど失神していた。。

霧氷
霧氷 posted by (C)TN

ganzさんと霧氷と日本海
ganzさんと霧氷と日本海 posted by (C)TN

どんどん悪化する天候
どんどん悪化する天候 posted by (C)TN

ガスる山頂方面
ガスる山頂方面 posted by (C)TN

山頂間際
山頂間際 posted by (C)TN

避難小屋で寝るtakさん(左)、ganzさん(右)
避難小屋で寝るtakさん(左)、ganzさん(右) posted by (C)TN

山頂での記念撮影
山頂での記念撮影 posted by (C)TN

ganzさんと三鈷峰
ganzさんと三鈷峰 posted by (C)TN

徐々に晴れてくる三鈷峰
徐々に晴れてくる三鈷峰 posted by (C)TN

下山途中
下山途中 posted by (C)TN

霧氷と青空2
霧氷と青空2 posted by (C)TN

元谷から見る大山北壁2
元谷から見る大山北壁2 posted by (C)TN

大山
大山 posted by (C)TN

すずらんの湯
すずらんの湯 posted by (C)TN

すずらんの湯2
すずらんの湯2 posted by (C)TN

2009年3月1日日曜日

比婆山連峰 (立烏帽子山1299m、他)

まだ雪が残ってそうな比婆山に行ってきた。
メンバーは偶然にも同じことを考えていたtakさんと、ミノさんの3名。
(但し、事情あってミノさんとは現地集合/現地解散)
朝7時に緑井駅で集合し、県民の森を目指す。

今回は烏帽子山~御陵~池の段~立烏帽子山とぐるっと一周する計画。
思ったよりも雪は少ない。
ミノさんはスノーシューをレンタルする予定であったが断念する。
自分もワカンは車において行く。

早速登りはじめると、それまでの晴天だったのが段々雲行きがおかしくなってきて、御陵あたりまで行くと霧でほとんどホワイトアウト状態となる。
しかし、これがブナ林の中にいると幻想的な雰囲気でとてもよい。
そのまま歩き続け池の段まで行くと、今度は霧が晴れ青い空が出てきてすばらしい景色を楽しめた。
この日は目まぐるしく天気が変わる不思議な一日で、比婆山の様々な表情が見ることができたよい一日であった。

ミノさんは所用で一足先に帰途に着く。
残ったtakさんと自分は県民の森近くにある超マニアック温泉の高尾の湯に行くことした。
takさんはこれまでに何度か行ったことがあるらしい。
現地に到着してみるとただの民家である。
500円の入浴料を払い、二人でいっぱいいっぱいの風呂場に入ろうとすると、沸かしすぎたとおばさんがお湯を埋めている。
おばさんがいなくなるのを待って湯船に浸かろうとするが、まだまだ熱くては入れない。
さらに時間をかけてtakさんに埋めてもらいようやく湯船に浸かれた。
なかなかよい湯ではある。

風呂からあがると、休憩所という名のただの民家の一室のコタツに入って地元のおばさんと温泉の女将さんとしばらくダベる。(完全につかまる)
非常におもしろい体験であった・・・
takさん、毎度ありがとう!(笑)

県民の森公園センター
県民の森公園センター posted by (C)TN

登り始め
登り始め posted by (C)TN

烏帽子山山頂からの眺望
烏帽子山山頂からの眺望 posted by (C)TN

霧で霞むブナ林
霧で霞むブナ林 posted by (C)TN

霧の中
霧の中 posted by (C)TN

見事なブナの巨木
見事なブナの巨木 posted by (C)TN

池の段登り途中
池の段登り途中 posted by (C)TN

池の段からの眺望
池の段からの眺望 posted by (C)TN

御陵
御陵 posted by (C)TN

下山途中
下山途中 posted by (C)TN

下山途中2
下山途中2 posted by (C)TN

高尾の湯
高尾の湯 posted by (C)TN