2009年8月29日土曜日

瓶ケ森 (1896m)~石鎚山 (1982m)

【初日】
takさんと瓶ヶ森と石鎚山を歩いてきた。
とはいえ、今回は一つもピークを踏んでいない。(自分は)
その理由はあとでもうちょい詳しく説明するとして、実は今回の主目的は四国在住のtakさんの山仲間との夜の宴会である。

微妙な天候の中、朝5時に広島を出発する。
東ノ川に到着したのが9時少し前。
宴会のメインディッシュである、伊予西条名物の芋炊きの材料を受け取りにtakさんの実家経由で行ったので少し時間がかかった。
ちなみに、takさんのザックは芋炊きの材料3人前+α(1.8Lのダシ付き)入りでとてつもない重さである。
そんなわけで、最初から非常にゆっくりのペースで瓶ヶ森に登り始める。
実は2年ほど前に同じ道を下ったことがある。
しんどかった覚えしかなく、その時はまさか避難小屋泊装備10数キロの荷物を担いでここを登ることになるとは思いもしなかった。

ようやく展望が開ける山頂直下まで登るとあいにくガスが出ている。
山荘シラサでの待ち合わ時間に遅れそうだったので、ここで簡単な昼食を取り山頂は諦め再び歩き出す。
鎖場が有名な子持権現山に登ろうとトライしたが、岩肌が濡れていてあまりにもおっかないのでこれも途中で断念。
そして、ここからはひどい藪の中を歩かされる。
今までこれほどひどい藪を漕いだことはない。
半分泣きが入りそうになりながら歩き続け、ちょうど16時に山荘シラサに到着。

風呂に入ってさっぱりしてから、宿泊予定の避難小屋に移動する。
ちなみに、下にある外からの写真は営業小屋の山荘シラサであり避難小屋ではない。
少しジメジメした林にあり、中はかなり微妙な感じである。
宴会風景が避難小屋内部なので、それを見ればどんな感じが想像できる思う。

ここでやまさん夫妻、ゆきねえさん、Goodtomoさんと合流し宴会を始める。
takさんの芋炊きは最高にうまかったし、車組が大量に持ち込んだ酒も十分であった。
特に初めて飲んだ屋久島の焼酎の「三岳」が口当たりがよくおいしかった。
みんな楽しい方ばかりでつい盛り上がってしまい飲み過ぎてしまった。
最後のへんはよく覚えていないが、宴会は11時頃まで続いたらしい・・・

東ノ川瓶ヶ森登山口
東ノ川瓶ヶ森登山口 posted by (C)TN

トリカブト
トリカブト posted by (C)TN

ジャコウソウ?
ジャコウソウ? posted by (C)TN

レイジンソウ
レイジンソウ posted by (C)TN

ハガクレツリフネ
ハガクレツリフネ posted by (C)TN

シコクフウロ
シコクフウロ posted by (C)TN

瓶ヶ森山頂直下
瓶ヶ森山頂直下 posted by (C)TN

子持権現山の鎖場とtakさん
子持権現山の鎖場とtakさん posted by (C)TN

藪漕ぎするtakさん
藪漕ぎするtakさん posted by (C)TN

山荘シラサ
山荘シラサ posted by (C)TN

宴会風景
宴会風景 posted by (C)TN

宴会風景3
宴会風景3 posted by (C)TN

宴会風景4
宴会風景4 posted by (C)TN

【2日目】
朝起きるとどうしようもないほどキモ悪状態であった。
完全な飲み過ぎである。
無理やり起きて、どうにか準備してGoodtomoさんに土小屋まで車で送ってもらう。

天気は最高で、土小屋から見える雲海に浮かぶ瓶ヶ森が美しい。
しかし、体調は最悪で、あまりの気持ち悪さにまともなペースで歩けない。
あげくに話しかけられた登山者には酒臭いといわれる始末。
まるでゾンビのごとくフラフラと歩き続け二ノ鎖まで何とか辿り着く。
天気はまたしてもガスってくるしtakさんが先に行くと言うので、自分はここで撤退を決意、成就社に下る・・・
この日は財布を避難小屋に忘れてしまい、それを拾いに戻らなければならず広島に帰着したのは20時半過ぎであった。

皆さん、大変お世話になりました。
そして、楽しい時間をありがとうございました。
また、どこかの山でご一緒にしましょう!

雲海と瓶ヶ森
雲海と瓶ヶ森 posted by (C)TN

雲海と瓶ヶ森2
雲海と瓶ヶ森2 posted by (C)TN

石鎚山を望む
石鎚山を望む posted by (C)TN

だんだんガスに巻かれていく石鎚山
だんだんガスに巻かれていく石鎚山 posted by (C)TN

さらに濃くなるガス
さらに濃くなるガス posted by (C)TN

2009年8月7日金曜日

大山 (三鈷峰1516m~1636mピーク)

ミノさん、キタムラさんと大山三鈷峰に登ってきた。
天気は午後に向けて上り坂の予報なので遅めの6時に広島を出発し現地に着いたのが9時。
山頂付近はガスで見えない中を予報を信じて登り始める。

ところが登るにつれて、回復どころかどんどんガスが濃くなってくる。
そして、ユートピア避難小屋に着くと雨がしとしとと降ってくる始末。
そのうち止むだろうととたかをくくってさらに登る。
実はあわよくば天狗ヶ峰まで行こうと思っていたのだが、1636mピークから10数メートルほど進んで撤退を決意。
雨はザーザー降りだし、雷は鳴り出すし、だいたい靴幅2つ分くらいしかないこんなヤセ尾根はヤバ過ぎて歩けない。
一歩足を踏み出すたびにぼろぼろと小石が崩れて際限なく落ちてゆく様子は恐怖以外のなにものでもなく、天気がよくても自分には絶対無理。

雨の中めんどくさがってレインウェアを着ないでそのまま歩いていると、ユートピア小屋まで戻る頃には登山靴の中までずぶ濡れの状態になる。
小屋の中でレインウェアに着替え、雨が止むのを1時間ほど待つ。
すると、青空が出てきて素晴らしい景観が見えてくる。
気を取り直して三鈷峰まで登るとまさに絶景を楽しむことができた。

17時頃駐車場に戻った時には再び霧が出てきて視界は数10m。
天候が目まぐるしく変わる不思議な1日であった。
それから高速で広島に帰着したのが20時過ぎ。
近所で飲んで11時過ぎにお開きとする。
朝から晩までよく遊んだ1日であった。

ミノさん、帰りは大丈夫でしたか?
うっかり終電を見落としてしまってすみません。。
キタムラさん、楽しんでもらえただろうか?
いろいろあったけど懲りずにまた行きましょう!

ソバナ
ソバナ posted by (C)TN

ガスの大山
ガスの大山 posted by (C)TN

岩場を登るミノさんとキタムラさん
岩場を登るミノさんとキタムラさん posted by (C)TN

ミノさんとユートピア避難小屋
ミノさんとユートピア避難小屋 posted by (C)TN

コオニユリ
コオニユリ posted by (C)TN

お花畑
お花畑 posted by (C)TN

シコクフウロ?
シコクフウロ? posted by (C)TN

ダイセンオトギリ
ダイセンオトギリ posted by (C)TN

1636mピークとミノさん、キタムラさん
1636mピークとミノさん、キタムラさん posted by (C)TN

徐々に晴れてくるガス3
徐々に晴れてくるガス3 posted by (C)TN

ミノさんとキタムラさん
ミノさんとキタムラさん posted by (C)TN

雲海
雲海 posted by (C)TN

三鈷峰山頂
三鈷峰山頂 posted by (C)TN

三鈷峰を下るキタムラさん
三鈷峰を下るキタムラさん posted by (C)TN

三鈷峰を下るミノさん
三鈷峰を下るミノさん posted by (C)TN

雲海3
雲海3 posted by (C)TN

鎖場を下るキタムラさん
鎖場を下るキタムラさん posted by (C)TN

大山北壁3
大山北壁3 posted by (C)TN

ガスの中のモンベルショップ
ガスの中のモンベルショップ posted by (C)TN

2009年8月2日日曜日

掛頭山 (1126m)~臥龍山 (1223m)

いよいよ暑くなってきた。
そこで修行僧さん一押しの掛頭山山頂にあるスキーリフト駅を目指し、takさんと2人で朝6時に広島を出発する。

八幡原公園駐車場に着いたのが7時半。
しばらく車道を歩き、土草峠からの急登を登りきるとあとは楽で、あっと言う間に山頂に到着する。
日陰になっているテラスまで行くと、下から涼しい風が吹き上げてきて実に涼しく気持ちがいい。
汗が引いて肌寒く感じるくらいである。
他に誰もいない山頂でゆっくりと過ごしてから、臥龍山に向けて縦走を開始する。
藪漕ぎ気味になる登山道にはややうんざりするが、気温が低いのでそれほど苦にならない。
何人かの人達とすれ違いながら山頂にたどり着く。
掛頭山から見た目以上に近いように感じた。

宇部から来られた休憩中の方と言葉を交わして下山する。
そして、深入山いこいの村で汗を流して帰途に着く。
広島に着いて車を降りた時は灼熱地獄で息が詰まるかと思った。。

なでしこ?
なでしこ? posted by (C)TN

スキーリフト
スキーリフト posted by (C)TN

リフト場からの眺望
リフト場からの眺望 posted by (C)TN

掛頭山山頂からの眺望
掛頭山山頂からの眺望 posted by (C)TN

掛頭山・臥龍山分岐
掛頭山・臥龍山分岐 posted by (C)TN

ブナの巨木
ブナの巨木 posted by (C)TN

臥龍山山頂
臥龍山山頂 posted by (C)TN

雪霊水
雪霊水 posted by (C)TN

ブナの巨木2
ブナの巨木2 posted by (C)TN