晴れ時々曇り。
メンツはミノさんとサクラギさんの3人。
戸河内ICで高速を降りて山に向かって走っているとぼちぼちと雪が見えはじめ、予想通り路肩にかなりの雪がある。
登山口近くの駐車場が積雪で入れないので、路肩に車を停めて登り始める。
取り付きから雪は相当深いが、先行する登山者のワカンの跡を追って登る。
登っているうちにますます雪は深くなり、ワカン跡でも膝まで足が潜りだす。
そうこうしているうちに先行する二人組みに追いついてしまった。
後方でしばし先方が進むのを待つが、歩き出す気配がないので仕方なく追い抜いて行く。
雪が深くてここまで来るのに既にかなりの時間を食っている。
しかし、実はここからが本当に大変だったのだ。
時々腰近くまで潜る雪の中を、つぼ足でラッセルしながら登るのがこんなにしんどいものだとは知らなかった。
新雪でトレースがないので赤いテープを頼りに汗だくになりながら進む。
こりゃちょっとヤバイぞと思いつつ、山頂手前の展望地がもう少しの所にあることはわかっていたし、天気もいいのでそのまま登り続ける。
高度が上がってくるにつれて木は氷で覆われ白銀の世界となってゆく。
すごい景色である。
途中で先頭をミノさんに交代してもらい苦労してようやく展望地に到着すると、すばらしい眺望が待ち受けていた。
しばらく景色を眺めていると、登り慣れてそうなヒゲのじーさんをリーダーとした20人近い団体が登ってきた。
登山ツアーだろうか?
全員ワカンをしているようだ。
展望地を譲り、山頂間際の岩場で昼食を取りながら団体が通り過ぎるのを待つ。
あの団体が通った後なら、かなり歩きやすいはずだと見ての事である。
作戦通り後を追って山頂に向かうと、これまでの苦労がウソのようであった。
出発時間を1時間早まったか。
しかし約1名、あれだけの数のワカンで踏み固めた後ですら、なぜか膝まで潜って苦労していた。(笑)
山頂を確認し、そそくさと下山にかかる。
当初考えていた千町方面への縦走はあきらめて登ってきた道を引き返す。
下りは踏み固められている上に、雪のクッションで実に楽である。
結局この日は往復わずか5kmに5時間近くかかった。
明日は久しぶりに筋肉痛になりそうである。
それにしてもすごい景色だったな・・・

スキー跡を歩く posted by (C)TN」

ミノさんとサクラギさん posted by (C)TN

登山道2 posted by (C)TN

氷に覆われた木々 posted by (C)TN

凍った木と青空 posted by (C)TN

白銀の世界 posted by (C)TN

ラッセルするミノさん posted by (C)TN

雪に埋もれて起き上がれないサクラギさん posted by (C)TN

展望地からの眺望 posted by (C)TN

ミノさんと自分 posted by (C)TN

山頂途中の岩場からの眺望 posted by (C)TN

山頂途中の岩場からの眺望2 posted by (C)TN

白銀の世界2 posted by (C)TN