2010年5月1日土曜日

蓼科山 (2530m)・権現岳(2715m)・編笠山(2524m)

松田さんご一行の「遠い飲み屋」での宴会に参加しにミノさんと八ヶ岳に行ってきた。

【初日】
信州まで行って1泊だけというのももったいないので、前日に蓼科山に登ることにする。
広島を30日19時に出て、登山口のあるすずらん峠に到着したのが翌朝4時。
1時間ちょっと仮眠をとり、5時半頃寒い中を出発する。
予報は晴れのはずであったが、曇り空で気温が低い上に風が強く耳がちぎれそうに痛い。
11時過ぎに山頂近くまで登ると風がより一層強くなり、あっという間に真っ青の晴天となった。
八ヶ岳山塊の全貌が見渡せる絶景をしばらく眺めて下りにかかる。

下山して茅野市内で蕎麦を食って晩飯を買い出し、道の駅小淵沢で温泉に浸かってからこの日のキャンプ予定地の観音平まで移動。
間近に見える南アルプスを眺めながら飲んでいるうちにすぐに酔っ払ってしまい20時頃には沈没してしまった(らしい)。

蓼科山登山口
蓼科山登山口 posted by (C)TN

5合目あたり?
5合目あたり? posted by (C)TN

霧氷
霧氷 posted by (C)TN

山頂直下2
山頂直下2 posted by (C)TN

右から権現岳、赤岳、阿弥陀岳
右から権現岳、赤岳、阿弥陀岳 posted by (C)TN

北アルプスをバックに
北アルプスをバックに posted by (C)TN

蓼科山山頂
蓼科山山頂 posted by (C)TN

八ヶ岳山塊全容
八ヶ岳山塊全容 posted by (C)TN

観音平駐車場奥でのキャンプ
観音平駐車場奥でのキャンプ posted by (C)TN


観音平から望む南アルプス
観音平から望む南アルプス posted by (C)TN


【2日目】
標高1500m以上にある観音平の夜はさすがに冷え込み、朝方あまりの寒さに目が覚める。
テントを撤収しこの日登り始めたのはずいぶんと遅くなって8時。
編笠山は巻いて青年小屋に直行し11時ちょうどに到着した。

小屋に大きな荷物はデポしアイゼンを装着して12時過ぎに権現岳を目指して出発する。
ピッケルなしでの雪が残る尾根沿い歩きはやや緊張を強いられたが何とか14時に山頂にたどり着いた。
そこからキレット越しに見える赤岳や阿弥陀岳の景色がすばらしい。
しかし、景色を眺めているうちに雲が出てきて何と雪が降ってきた。
気温も下がってきたので急いで小屋に戻ることにする。

15時過ぎに小屋に戻り松田さんご一行(6名)と合流。
宴会は16時過ぎからビールで始まりワイン3L+ボトル3本と続き、それがなくなると小屋のご主人の竹内さんが毎年70本以上荷揚げしているという日本酒が一升瓶で出てきた。
これの口当たりが実によく2本までは飲んだ記憶はあるが最終的に何本飲んだのか記憶が怪しい。
宴会は夕食を挟んで延々8時間続き、0時過ぎにようやくお開きになったのであった。

観音平登山口
観音平登山口 posted by (C)TN

青年小屋
青年小屋 posted by (C)TN

ギボシと権現岳
ギボシと権現岳 posted by (C)TN

ギボシを望む
ギボシを望む posted by (C)TN

鎖場
鎖場 posted by (C)TN

権現岳鎖場
権現岳鎖場 posted by (C)TN

権現岳への縦走路
権現岳への縦走路 posted by (C)TN

ギボシ方面に戻る登山者
ギボシ方面に戻る登山者 posted by (C)TN

ギボシから権現岳に向うミノさん
ギボシから権現岳に向うミノさん posted by (C)TN

キレット越しに望む赤岳(右)と阿弥陀岳(左)
キレット越しに望む赤岳(右)と阿弥陀岳(左) posted by (C)TN

権現岳山頂
権現岳山頂 posted by (C)TN

権現岳下山途中に見えてきた青年小屋
権現岳下山途中に見えてきた青年小屋 posted by (C)TN

談話室での宴会風景
談話室での宴会風景 posted by (C)TN

宴会風景
宴会風景 posted by (C)TN

ご主人差し入れの日本酒
ご主人差し入れの日本酒 posted by (C)TN

宴会風景3
宴会風景3 posted by (C)TN

深夜まで続く宴会
深夜まで続く宴会 posted by (C)TN


【3日目】
朝7時に起床。
前日の雪がウソのような快晴である。
頭が痛いのを我慢して1階に降りると松田さんがもう起きてビールを飲んでいた。
考えられない強さである。

朝食を食べ準備を整えて10時過ぎに編笠山に向う。
純粋に宴会目的の松田さん達はピークハントするつもりはさらさらないようで、押出川で11時半に待ち合わせすることにする。
この日も絶好の天候で山頂からは富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスと360度見渡せる絶景であった。

下山するのがもったいない気持ちになるような景色に後ろ髪を引かれながら待ち合わせ場所に向う。
途中からの樹林帯に入ると残雪がアイスバーン化しているのでアイゼンを装着。
押出川からは観音平までは皆で下山した。
また、道の駅小淵沢で温泉に入り片道700kmちょっとの道のり走って広島に戻ったのは翌日の1時前であった。

絶好の天候下、八ヶ岳の山々に登れた上に温泉あり、キャンプありと実によく遊んだ3日間であった。
何より、すばらしい人柄の青年小屋のご主人やスタッフの方々を巻き込んだ松田さんたちとの宴会が最高に楽しく、またいつか青年小屋に行きたいと思った。

青年小屋中
青年小屋中 posted by (C)TN

遠い飲み屋とミノさん
遠い飲み屋とミノさん posted by (C)TN

青年小屋から望む編笠山
青年小屋から望む編笠山 posted by (C)TN

編笠山から望む青年小屋
編笠山から望む青年小屋 posted by (C)TN

富士山
富士山 posted by (C)TN

右から権現岳、ギボシ、赤岳、阿弥陀岳
右から権現岳、ギボシ、赤岳、阿弥陀岳 posted by (C)TN

南アルプス
南アルプス posted by (C)TN

中央アルプス(たぶん)
中央アルプス(たぶん) posted by (C)TN

北アルプス
北アルプス posted by (C)TN

ギボシと権現岳を背景に記念撮影
ギボシと権現岳を背景に記念撮影 posted by (C)TN

下山途中
下山途中 posted by (C)TN

6 件のコメント:

山本隊長 さんのコメント...

うらやましいー!
山は厳しそうで私には無理だけど、駐車場奥でテント泊には魅かれるな。
重いザックを担がなくても好さそうですね。

青年小屋には
中年でも泊まれるのかな。

TN さんのコメント...

山本隊長、こんばんは!
青年小屋は本当に良かったですよ。
テン場もあるけど、やっぱりあそこは小屋に泊まることをおすすめします。
GW、お盆いずれも混まない小屋なんだそうで、避暑に最適だと言われました。
小屋番と居候はなぜか若い女性が多いのですが、お客さんは私より年配の方がほとんどでした。
なにより、消灯時間なしで(石油ランプに切り替わります)、いつまでも飲めるのが最高です!

ちなみに観音平はキャンプ場ではないので、十分な水を用意することをおすすめします。

ミノ さんのコメント...

最高に贅沢な山遊びでしたね。
素晴らしい山、絶景、山小屋、そして松田さんと飲む酒。
また、行きましょうね。

修行僧 さんのコメント...

TNさん、オジャマします!

もう何年も前ですが、青年小屋に寄らずに通過してしまいました。しまったなぁ!もっと早く行って、楽しいレポをしてくれていたら良かったのに・・・!

でも、羨ましい山行でしたね!

TN さんのコメント...

本当に贅沢に時間を過ごした山遊びでしたね!
これ以上、贅沢な時間の使い方なんてあり得るのでしょうか?
また、行きましょう!!

TN さんのコメント...

修行僧さん、こんばんは!
修行僧さんもかつて権現岳まで行かれてましたか。
松田さんをはじめとする不良常連連中は、
①青年小屋まで捲いて登る
②ピークハントは絶対しない
というのが鉄則のようです。
ワケのわからない連中です(笑)。。