紆余曲折があったが前夜takさんに電話で無理を言い、朝4時に真っ暗な中を大山目指して2人出発した。
7時半に登山口近くに到着、路肩に車を停めて8時前に夏山登山道に取り付く。
天気予報の降水確率は0%。
絶好の天候に誘われるように大勢の登山客で賑わっている。
中にはスキーやボードを担いで登っている人たちもいる。
どこを下るのか最後までわからなかったが、あれだけの重荷を背負って登るのは相当な負担であろう。
登山道は最初からザラ目の雪で覆われている。
ブナ林が美しい緩やか登山道は、登っているうちに徐々に勾配がきつくなってくる。
5合目でこの日にために購入したグリベルの10本爪アイゼンを装着して再び登り続ける。
さらに登り森林限界を超えると、大山北壁の全貌が見渡せるようになる。
絶景である。
6合目の避難小屋は素通りし、そのまま登り続ける。
山頂近くまで来ると雪がアイスバーン化しており、アイゼンがバシバシ効いて気持ちがいい。
山頂ではしばらく放心気味に感動的な景色に浸る。
弥山頂上にあるはずの方位盤は完全に雪に埋っているようで見当たらない。
風もない最高の天候で実に気持ちがいい。
(下山後気がついたが顔が日焼けで真っ赤になっていた。。)
登り途中に話しかけられた年配の方に再び出会い、ビールを勧められたので遠慮なく一口頂いた。
うまい・・・
下山しているとさらに登ってくる大勢の登山客とすれ違う。
冬山でこれだけの人に会うのは初めてである。
12時ちょうどに登山口に戻り、片道200km弱ある広島への帰途に着く。
これで雪山は今シーズン最後であろう。
そして、最後をシメるにふさわしい最高の山行であった。
takさん、付き合ってくれてありがとう!
楽しかったね!!

登山道1 posted by (C)TN

山ノ神 posted by (C)TN

大山北壁2 posted by (C)TN

登山道3 posted by (C)TN

北壁2 posted by (C)TN

登山道4 posted by (C)TN

山頂近く posted by (C)TN

takさんと自分 posted by (C)TN

山頂から望む日本海 posted by (C)TN

雪に埋まる山頂避難小屋 posted by (C)TN

弥山から望む剣ヶ峰2 posted by (C)TN

帰途に見た大山 posted by (C)TN

帰途に見た大山2 posted by (C)TN