しかし、羅漢山を目指して走っているうちに降雪が激しくなり、あげくに積雪で登山口まで進めない状況となってしまったので、目標を変更し東郷山に行くことにする。
県道沿いにある大森八幡神社に車を停めて、そこから歩きだす。
登山口までのアプローチが長く、歩いているうちに再び雪が降り出してきた。
しんしんと雪が降る中、まだ踏み後のない登山道を粛々と登る。
途中、登山道を外れ白井ノ滝を見に行く。
寒い・・・
再び雪に覆われた登山道に戻り登り続ける。
電力会社の保守道ともなっている登山道はルートがしっかりしており、トレースがなくても迷う心配はない。
しかし、この日はどうも体調が優れず、消耗が激しい。
展望がいいはずの第一、二の鉄塔まで行っても、雪で視界はほとんどゼロである。
第三の鉄塔を通り過ぎ、最後の登りを登りきるとようやく山頂に到着する。
山頂は吹雪のような状態でみるみる寒くなってくる。
凍えそうになりながら昼飯を食べていると、一瞬だけ視界が開け周りの景色が楽しめた。
ここから四本杉まで行きたかったが、そこまでの北に面した下りの登山道は雪が相当深い上に、雪がますます激しくなってきたので、あきらめて登ってきた登山道を戻ることにする。
結局誰にも会うことないようなコンディションでの山行はかなり厳しいものであった。
その分、帰りに寄ったスーパー銭湯は最高に気持ちがよかった!

登山口までの杉林 posted by (C)TN

白井ノ滝 posted by (C)TN

巨大はつららとミノさん posted by (C)TN

登山道沿いの川2 posted by (C)TN

足跡のない登山道 posted by (C)TN

山頂近く posted by (C)TN

山頂で一瞬だけ見えた青空 posted by (C)TN

山頂で一瞬だけ望めた眺望 posted by (C)TN

氷の中の草 posted by (C)TN